知らなきゃヤバい!子猫がやってきたときの注意点【 ロシアンブルー・ブリーダーズ 】

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知らなきゃヤバい!子ネコがやってきたときの注意点

■サークルを置く場所に気をつけましょう

今までは親ネコや兄弟姉妹と共に過ごしていたのが、
急にひとりぼっちになるわけですから、
とても心細く緊張もしています。

そのため、人の出入りが多い場所やいろいろな音が飛び交う場所は、
緊張している子ネコからすると、とてもストレスになってしまいます。

できるだけ静かで、人の出入りが少ない場所にサークルを設置して、
余計なストレスを与えないように、そっとしてあげるようにしましょう。

可愛い子ネコですから、どうしても構ってしまいたくなるのですが
そこをグッと堪えて、ご飯やお掃除の時以外は、なるべく構わないようにしましょう。

特に、お迎え当日から2~3日は構わず、子ネコが興味を示して
近づいてきたり、臭いを嗅いできましたら、少しずつ距離を
縮めていくようにしてくださいね。

小さなお子様がいらっしゃる場合は、必ず大人がそばで見守ってあげましょう。

■お迎えから1週間は遊ばせすぎないで!

お迎えから約1週間は体調の変化も激しく、ちょっとしたことでも
下痢や嘔吐などの症状から重症化してしまうことがあります。

無理に抱っこをしたり、体を撫でたり、おもちゃなどを使って
運動をさせることは避けて、安静に過ごしてあげましょう。

■ウンチの状態をチェックしよう!

健康な子ネコのウンチは、通常コロコロしている状態です。

しかし、環境の変化にともなうストレスによって、腸内の細菌が急激に増え、
下痢をしたり、食が細くなったりすることがあります。
場合によっては、ストレスによりウンチに血がついてしまう子もいるくらいです。

この場合は、急な環境の変化が原因ですので、それほど心配の必要はありません。
環境への慣れとともにウンチの状態も直ってくるからです。

また、子ネコが母ネコのウンチをなめていて、おなかに回虫がいる場合もあります。

そのため、ブリーダー段階で通常は駆虫薬(虫下し)を飲ませますが、
それでも落ちきらないことが多いです。(結構、生命力が強いんです・・・)

その虫が環境変化で動き出し、下痢の症状を見せる場合があります。
この場合は、獣医より駆虫薬をもらい、ご飯と一緒に食べさせることで解決いたします。

もう、ひとつウンチがゆるくなる原因としては、食事の食べさせすぎが考えられます。
この場合は、本当にやわらかい、ねっちょりした感じのウンチになります。

猫砂に水分を吸収されて、硬さがわからない場合もありますが、
猫砂がウンチにたくさんこびり付いていたり、形が無くなって
猫砂だけが固まりになっているようでしたら、軟便~下痢の恐れがあります。

いずれの場合も、早期に対応すれば、命を落とすというようなことはまずございません。

おかしいと思ったら、まず購入先のブリーダーに相談してみるのがベストです。

■温度管理には十分気をつけてください。

お家に慣れてくれば、一日のうち、どこが心地よく過ごせる場所かが
わかっていきますが、子ネコの場合は、それでも温度管理をしなければ
体調を崩してしまいます。

子ネコの平均体温は39度前後ですので、
人が寒いときは、子犬も寒い、人が暑いときは、
子ネコも暑いと思っていただいて大丈夫です。

夏場、閉め切っている部屋では、温度の上昇が激しいので、
エアコンを28度位の設定でつけてあげるようにしてください。
エアコンがない場合は、風通しが良くなるように、窓を開けるなりの配慮が必要です。

特に人のいない留守の間の温度への気配りを忘れないようにしてください。

■家の中の危険物には注意してください。

子ネコは体が小さいため、どんな隙間にでも入り込んでしまいます。

時にはカーテンをよじ登り、カーテンレールの上で身動きが取れなくなって
鳴いていたり、開いたドアの上にいるなど、「いったいどうしたらそうなるの?」
という状況がよくあります。

高いところから狭い隙間まで、目の見える場所以外でも子ネコは
どんどん侵入していきますので、お部屋全体の置物の場所などを
再確認してください。

リビングの場合は、ガラス製の置物や、飛び乗った時にぐらぐらと
揺れてしまうような家具などはケガをしてしまう恐れがありますので
なるべく動かないように固定しましょう。

台所は油が入ったままのお鍋や包丁、三角コーナーなど
危険物がたくさんありますので、台所には入れないように
バリケードを設置してください。

お家の中での事故を防止する意味からも、留守等で人間の目が行き届かないときは、
できるだけサークルやケージの中に入れて、お留守番をさせるようにしましょう。

■標準的なキャットフードの食べさせ方

最初の1ヵ月間は、ブリーダーのところで食べていたフードを継続して与えるようにしてください。
(今まで食べていたフードを、子ネコと一緒につけてもらうのがベストです。)

劇的に環境が変わりますので、せめて食べるものぐらいは同じものを与えて欲しいからです。
また、急な食事の変化は、子ネコのゲリの原因にもなります。

1ヵ月経過し、環境に慣れてきましたら、お好きな銘柄に変えていただいて大丈夫です。
長生きさせたいのであれば、安全な自然素材系のフードに変えていくことをおすすめします。

変える場合は一気に変えるのではなく、新しいフードも混ぜながら徐々に変えていきます。
ウェットフードは歯槽膿漏になりやすいため、できればドライフードを与え続けてください。

決して人間の食べ物を、与えないようにしてください。寿命を縮める原因となります。

★標準的な食べさせ方

・ぬるま湯で15分ぐらいふやかしてから、スプーンの裏などでつぶして
かき混ぜてから食べさせます。(もちろん冷ましてから)

食べている最中にお顔でお皿の縁にフードを押し着けてしまい
残りが食べられなくなることがよくありますので、浅いお皿に
フードを山なりにして与えると食べやすいです。

量は最初に食べ切った量を基準に徐々に増やしていきます。(最初は多目に与えてください)

あとはウンチの状態と、お肉のつき方で調整をしていきます。
(ご飯を食べ過ぎるとウンチが柔らかくなります。
 また背中や胸の肉のつき具合から、肥満度を判断します。)

生後90日まではドライフードをお湯でふやかしたものを与えてください。
生後90日~120日の間はお湯の量を徐々に減らして、ドライ状態に近づけていきます。
生後120日以降には完全にカリカリのドライフードのみに切り替えます。

・1日の回数は2~3回
(1日の食べる量は決まっているので、それを何回かに分けて与えるということです)

生後半年くらいまでは、できたら3回に分けて与えるほうがベターです。
昼間留守にされる方が3回与える場合は、朝出かける前、夕方帰ってきてから、
夜お休みになる前、といった感じで3回に分けていただければ大丈夫です。

食事の時間を決める必要はありません。

ネコちゃんに合わせるのではなく、人間の生活にネコちゃんを合わせるようにしてください。

時間通りに与えていると、体内時計ができあがり、
ぴったりその時間でアピールするなど落ち着かなくなってしまいます。

子ネコのうちは夏場に食べ残しをいつまでも放置しておくと悪くなるので、
夏に限らず、30分ほどして食べないようであれば、食器は片付けてください。

また、ネコちゃんは、食に対するこだわりも強く、
嫌いな物は頑として食べようとしないことがあります。

まったく食べない場合には、缶詰を混ぜるなどして好みのものを
探して与えるのもひとつです。

・水は新鮮な水道水を与えてください。
水道水が気になる方は、浄水器でろ過したものを用いるのが良いです。
(ミネラルウォーターの中でも硬水は、その成分によって尿結石を引き起こしやすいので注意です)

■ワクチン接種

感染症を防ぐために、第1回目のワクチンを接種してから引き渡しを行うのが通常です。

第2回目のワクチンは、1回目のワクチンから1ヶ月後に獣医に連れて行き、
混合ワクチンを接種して下さい。

料金は、混合数や地域によって違いますが、3,000~8,000円前後かかります。

■獣医さんについては、なるべく評判の良い所に行ってください。

(これ以外の判断点は  ⇒良い動物病院、悪い動物病院、その見分け方とは・・・をご覧ください。必見です。)

ペットには公的な健康保険がありませんから、獣医師の料金は様々です。

また、ブリーディングの知識や環境を知らない獣医も多いのが現実であり、
何かあると子犬の問題、ブリーダーの問題にされがちな傾向にあります。

小さい病気でも最悪を考えて大きい病気を伝える傾向にあります。
できるだけ評判のよい獣医さんにかかるようにお願いいたします。

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